薄毛の治療(男性・女性)
薄毛の治療(男性・女性)
男性型脱毛症(AGA)は、頭頂部や前頭部から脱毛が始まり、M字型に薄くなることが一般的です。男性ホルモン(テストステロン)がジヒドロテストステロン(DHT)に変換される際に、頭皮の毛包に対して影響を及ぼし、髪の毛の成長を阻害します。その結果、徐々に髪の毛が細くなり、最終的には脱毛してしまいます。
当院で採用しているデュタステリドはDHTに変換する5α還元酵素(Ⅰ型及びⅡ型)を両方を阻害する薬剤です。日本皮膚科学会のガイドラインにおいて推奨度A(行うよう強く勧める)と位置付けられております。ただし、厚生労働省の薬事承認は受けておりますが、自費治療となっております(料金表)。薄毛でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
男性型脱毛症に関与する主なアンドロゲンであるDHT(ジヒドロテストステロン)へ変換する5α還元酵素(Ⅰ型及びⅡ型)を阻害することにより、頭皮中のDHTを低下させ、男性型脱毛の進行を遅延させます。
1日1回内服し、半年後に判定を行います。内服開始後12週で改善が認められる場合もありますが、治療効果を判定するためには通常6カ月間の内服治療が必要です。服用を中止すると効果がなくなり、症状が進行します。効果や副作用は個人差があります。
国内長期投与試験(承認時)
勃起不全 10.8%、リビドー減退 8.3%、射精障害 4.2%
尚、重大な副作用として肝機能障害や黄疸も報告されていますが、頻度不明です。
女性の薄毛は髪の毛全体のボリュームが減ってくる「びまん性脱毛」が一般的です。びまん性脱毛の中に女性の多くが罹患する「FAGA(女性男性型脱毛症)」、最近では「FPHL(Female Pattern Hair Loss)」と呼ばれる疾患が含まれます。
びまん性脱毛には加齢や出産によるホルモンバランスの乱れ、過度なダイエットによる栄養不足、全身疾患の合併症、生活習慣やストレスによるものなどがありますが、パントガールは主に全身疾患に伴う脱毛ではない場合に有効とされており、現在は女性の薄毛治療に広く用いられています。自分の薄毛を、びまん性脱毛症と思っていたとしても円形脱毛症や膠原病、梅毒感染など脱毛の原因は様々あります。薄毛でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
当院で採用しているパントガールは、世界で初めて効果や安全性が認められた、女性用の薄毛治療薬です。
女性のびまん性脱毛および毛髪構造退行性変化に対する非常に有効な治療法です。細胞代謝を通して、発毛(育毛)や堅固で弾力性に富む毛髪構造の構築のために必要な栄養成分処方(アミノ酸、タンパク質およびビタミンB群の特別な組み合わせ)を毛髪に供給します。
パントガールは脱毛の減少、健全な発毛促進、髪の質や抵抗力の改善に有意に働き、かつ認容性に優れることが、包括的な科学調査により実証されています。
内容量 1箱90カプセル入り(料金表)
成人は1日3カプセル(朝・昼・夕食後に1回1カプセル)を少量の水で服用します。効果を得るためには最低でも3ヶ月間の服用を推奨します。効果を持続し、美しい髪を保っためには6ヶ月から12ヶ月の長期服用を定期的に行うのがよいです。