QスイッチYAGレーザー(StarWalker)|日本橋浜町駅前皮ふ科|浜町駅の皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科

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QスイッチYAGレーザー(StarWalker)

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QスイッチYAGレーザー(StarWalker)による治療

QスイッチYAGレーザー(StarWalker)による治療

当院導入機器:FOTONA社「StarWalker(スターウォーカー)」

FOTONA(フォトナ)社は、スロベニア共和国(欧州連合加盟国)に本社を置く、医療用レーザーの専門メーカーです。1964年に設立されて以来、60年以上にわたり医療・歯科・美容領域におけるレーザー機器の研究・開発を続けてきました。

特にNd:YAGレーザーやEr:YAGレーザーの分野では世界的に高い評価を得ており、同社の製品は欧州CEマークや米国FDA認可を取得し、世界各国の医療機関で広く使用されています。

当院で導入した「StarWalker」は、FOTONA社が長年培ってきた技術を結集させた最新型QスイッチYAGレーザーです。
高出力かつ安定したパルス照射が可能で、シミや肝斑などの色素性病変に対して有効性と安全性の両立を実現しています。従来のレーザーで治療が難しかった肝斑にも対応でき、患者様にとってより安心で効果的な治療が可能になりました。

治療対象

老人性色素斑(シミ)

しみ

  • 加齢や紫外線の影響で生じる境界がはっきりとした茶色いシミ(日光黒子)が主な対象です。
  • StarWalkerでは、表皮に存在するメラニン色素に適した532nmの波長を使用して治療を行います。
  • 532nmはメラニンへの吸収が強く、表在性色素に対して高い効果を発揮します。
  • ピンポイントにレーザーを照射し、選択的にメラニンを破壊します。
  • 治療後は照射部位が一時的に黒くなり、かさぶたが形成されます。1〜2週間程度で自然に脱落し、徐々に色調が改善していきます。
  • シミの濃さや大きさによっては複数回の治療が必要になる場合があります。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

  • 真皮にあるメラノサイトが原因の色素斑で、一般的なシミ治療よりも深い部位にメラニン色素が存在します。
  • QスイッチYAGレーザーの1064nm波長が有効とされています。
  • 治療回数は個人差がありますが、3~5回程度、治療間隔は3~6カ月ごとに照射を行います。
  • ゆっくりと薄くなっていきますが、完全に消えない場合もございます。

肝斑(レーザートーニング)

  • 両頬や額などに左右対称に現れる淡い茶褐色の色素斑です。
  • 治療の第一選択は、内服(トラネキサム酸)や外用薬、美白ケアなどのプレトリートメントです。
  • それでも十分な改善が得られない場合に、レーザートーニングを追加で行います。
  • StarWalkerでは1064nmの波長を低出力で繰り返し照射することで、炎症を起こさずにメラニンを徐々に減らし、透明感のある肌を目指します。
  • 複数回の治療を重ねることで効果が安定し、再発を抑えるためにはスキンケアの継続も重要です。

治療の流れ

1

カウンセリング・診察

カウンセリング・診察

医師がしみの状態や肌質を確認し、最適な治療方法を提案します。
肝斑や炎症後の色素沈着など、他のしみとの鑑別も行います。

2

洗顔・メイクオフ

洗顔・メイクオフ</

洗顔料やクレンジング剤が用意されており、メイクをしっかり落とします。
産毛がある場合は剃毛することもあります。

3

麻酔(希望者のみ)

麻酔(希望者のみ)

照射時に痛みを伴うため、希望に応じて表面麻酔や麻酔テープを使用することがあります。

4

StarWalkerレーザー照射

StarWalkerレーザー照射

肌質や症状に合わせてレーザーのエネルギーを設定し、治療します。
「バチバチ」と弾かれるような痛みを伴うことがあります。

5

StarWalkerアフターケア(軟膏塗布と保護)

StarWalkerアフターケア(軟膏塗布と保護)

治療後、軟膏を塗り、専用のガーゼやテープで患部を保護します。
ダウンタイムがほとんどなく、直後からメイクが可能な施術もあります。

治療後の注意点(シミ・スポット照射)

1. 当日の注意

照射部位は赤み・軽度の腫れ・ヒリヒリ感が数時間〜数日程度続くことがあります。
照射部位は擦らず清潔を保つようにしてください。
メイクは患部を避ければ当日から可能です。

2. かさぶた形成とケア

照射後1週間前後で薄いかさぶたや黒っぽい痂皮が形成されます。
自然に剥がれるまで無理にこすったり、剥がさないでください。
処方された軟膏があれば、1日数回、薄く塗布してください。

3. 紫外線対策

治療後の皮膚は非常に敏感です。
紫外線で再び色素沈着を起こしやすいため、日焼け止め(SPF30以上)や帽子で十分なUV対策をしてください。

4. 色素沈着のリスク

特に日本人では、照射後一時的にシミが濃く見えることがあります。
多くは数か月で自然に改善しますが、必要に応じて美白剤(ハイドロキノン、トラネキサム酸など)を併用することがあります。

5. 入浴・運動

入浴・シャワーは当日から可能ですが、長湯やサウナ、激しい運動は当日は控えるのが望ましいです。

6. 再照射・経過観察

シミの種類や深さにより1回で完全に消えない場合があるため、3〜6か月間隔で再照射を行うことがあります。
経過観察のため、医師の指示に従って定期的に受診してください。

施術回数の目安

  • シミ治療:
    1回で改善することが多いですが、濃いシミは複数回必要な場合があります。
  • 肝斑治療(レーザートーニング):
    1〜2週間に1回、5〜10回程度の継続治療を推奨します。

よくあるご質問(FAQ)

痛みはありますか?

輪ゴムで弾かれる程度の軽い刺激があります。必要に応じて麻酔クリームを使用できます。

ダウンタイムはありますか?

シミ治療では照射部位が黒くなり、かさぶたが形成されて1〜2週間で脱落します。肝斑トーニングでは目立つダウンタイムはほとんどありません。

日常生活に制限はありますか?

当日から洗顔やメイクが可能ですが、紫外線対策を徹底していただく必要があります。
レーザートーニングに関しては施術直後からメイクが可能です。
一方、シミのスポット照射の場合は1〜2週間程度(痂皮が自然に取れるまで)、指定のテープを貼っていただく必要があります。

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